資格を取得する際にもらえる補助金とは
介護の仕事に活かせる資格は様々あるが、どの資格も取得するためにはお金がかかる。
独学で勉強した場合も講座に通った場合も、決して安いとは言えない金額がかかってしまう。
独学で勉強せずに講座に通うと、数十万円かかることも珍しくない。
介護の資格を取得する人のために、雇用保険に加入していた人が受けられる教育訓練給付制度が存在する。
3種類に分かれているが、初心者向けの資格は、特定一般教育訓練給付に該当する。
初任者研修や実務者研修、福祉用具専門相談員などの介護資格で使うことが可能だ。
教育訓練給付制度には、最大で70%の費用が支給される専門実践教育訓練給付というものがある。
介護の資格では、実務者研修のステップアップとして取得する介護福祉士や、社会福祉士などが該当する。
難易度の高い資格に対して受講費用を支給する制度であるため、訓練期間は最大3年間に設定されている。
介護の仕事に就こうと思った人が最初に取得を目指す資格である初任者研修には、初任者研修のための補助金制度が存在する。
取得にかかった費用が支給というものであるが、金額については各自治体で決められている。
興味のある場合は住んでいる自治体に問い合わせてもらいたい。
初任者研修からステップアップする際に取得する実務者研修には、地方自治体が貸付を行なう制度が存在する。
貸付を行なうだけでなく、資格を取得した後に一定期間スタッフとして働くことで返済を免除してもらうことも可能だ。